「死そして生」を考える
著者
書誌事項
「死そして生」を考える
(市民のためのビハーラ)
同朋舎出版, 1989.9
- タイトル読み
-
シ ソシテ セイ オ カンガエル : シミン ノ タメノ ビハーラ
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内容説明・目次
内容説明
ビハーラとは、サンスクリット語で心身を安らかに保とうとする場所をいう。転じて、病に犯された人びとが人生の終末期をいかに有意義に快く生き抜くかに,最大限の配慮を置き、病者が真に望む生活を心身両面から援助する共同体を意味する。つねに求められる医療がなされ、そして死の不安をのりこえるサポートを仏教者が担う。医者、看護婦、仏教者、家族、病者が一体となって死に臨み、生命の尊さを伝え学ぶ場である。花や虫や吹く風のように…。めぐまれた、この生の深みをいききる人びとが、無常な死の極みを諚観する。
目次
- 1 死そして生を考える—問題提起
- 2 ビハーラの理念と提唱
- 3 いのちを考える
- 4 家庭医の願い
- 5 ホスピス・ケアのめざすもの
- 6 死の恐怖そして新しい“いのち”いただいて
- 7 私は死をこう考える.癌の告知について
- 8 死刑囚の生と死
- 9 臨死体験と仏教
- 10 死を迎える人への看護
- 11 死をうけとめる—キリスト教の立場で
- 12 死を見つめる—生きることを問うために
「BOOKデータベース」 より