モーツァルト : 遊びの真実

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モーツァルト : 遊びの真実

高橋英郎著

音楽之友社, 1989.11

タイトル読み

モーツァルト : アソビ ノ シンジツ

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内容説明・目次

内容説明

『コシ・ファン・トゥッテ』の“遊び”の時代がやってきた!マントの陰で被害を受けていたレポレロも御主人様と対等に〈取りかえばや物語〉に参加し、相手の女性たちもそれを楽しむ時代がやってきたのだ。

目次

  • 1 超信仰者のミサ曲—作品論(無類のフィナーレ;沈黙の『フィガロ』;『フィガロの結婚』の革新性;ファザ・コン娘ドンナ・アンナ;現代のドン・ファン像 ほか)
  • 2 モーツァルトと“二百人の妻”—人物論(毒殺説についての仮説;秘められた青春のドラマ—モーツァルトのマンハイム・パリ旅行;傑作の陰に—アロイジアとコンスタンツェ;モーツァルトと“二百人の妻”;モーツァルトの旅;モーツァルト讃;モーツァルト頌をめぐって;モーツァルトにおける親と子の関係;モーツァルトの健康な笑い)
  • 3 モーツァルトの演奏家たち—演奏論(ブルーノ・ワルターの『魔笛』ライブ;フルトヴェングラーの『フィガロ』、『ドン・ジョヴァンニ』、『魔笛』—共通する自由な精神の寛容さ;カラヤンの『魔笛』デジタル録音;ハイティンクとレヴァインの『魔笛』;スイトナーの『魔笛』と『コシ・ファン・トゥッテ』 ほか)
  • 4 今なぜモーツァルト劇場か—受容史(日本におけるモーツァルト受容史;小林秀雄『モオツァルト』;河上徹太郎著『ドン・ジョヴァンニ』—純粋な音の実存;大岡昇平の内なるスタンダールとモーツァルト;吉田秀和著『モーツァルト』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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