太平洋戦争前夜
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太平洋戦争前夜
(NHK歴史への招待 / 日本放送協会編, 第30巻)
日本放送出版協会, 1989.7
- タイトル読み
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タイヘイヨウ センソウ ゼンヤ
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内容説明・目次
内容説明
日本が太平洋戦争へと向かっていた時代の知られざる事件の数々を再考してみる。恐慌と戦争を背景に巨万の富をえ、「昭和の天一坊」と呼ばれた謎の人物・伊東阪二の正体は何か。新造水雷艇「友鶴」が演習中に転覆した原因に秘められた事実とは?昭和8年の潜入から8年間にわたり活動を続けた今世紀最大のスパイ、リヒアルト・ゾリゲとその一団の全容は?そして中国経済を撹乱させるためのにせ札づくりとその成果を追う。
目次
- 昭和の天一坊大金をつかむ(謎に包まれた相場師;相場師三態;北浜と兜町;素顔の伊東ハンニ)
- 水雷艇「友鶴」謎の転覆(帝国海軍を震撼させた事件;海軍軍縮条約と建艦技術競争;恐怖の一日;水雷艇の役割—その悲運と貢献)
- 国際スパイ・ゾルゲ日本へ潜入す(最高国家機密盗まる;スパイ哲学とスパイの処世術;映画「命ある限り」のころ;ゾルゲ残照)
- ゾルゲ国際諜報団逮捕(ゾルゲの恐るべき活動;ゾルゲ事件当時の思想部の思い出;「幻の報告書」をめぐって;ゾルゲに死刑の宣告をした瞬間)
- にせ札をつくれ—中国法幣贋造作戦(にせ札という秘密兵器作戦;上海における阪田機関と児玉機関;無念の迷宮入り「にせ札事件」;にせ札の経済学)
「BOOKデータベース」 より