弁護士として三十年
著者
書誌事項
弁護士として三十年
恒文社, 1989.8
- タイトル読み
-
ベンゴシ ト シテ サンジュウネン
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内容説明・目次
内容説明
法曹会の反骨裁判長としてヒューマンな姿勢で審理を貫き、戦後まもなくの三鷹事件の名判決でつとに名を知られた筆者は、健康上の理由から裁判官を辞めて弁護士を開業。弁護士開業当時、正木ひろしと取り組んだ丸正事件は未解決の冤罪事件で、こうした誤判事件の繰り返される原因を思い、胃がんで妻を失うという悲しみを克服して、短歌の勉強を始め、庭にくる野鳥と親しみ森のリスたちの来訪を待ちわびる悠々自適の生活のなか、来し方の思いを綴ったエッセイ。
目次
- 第1章 弁護士開業のころ
- 第2章 幾つかの受任事件
- 第3章 山歩きの思い出
- 第4章 事務所の小旅行
- 第5章 ヌイ歿す
- 第6章 山の住居
- 第7章 並び立つ老二人
「BOOKデータベース」 より