英国のカントリー・ハウス : 貴族の生活と建築の歴史

書誌事項

英国のカントリー・ハウス : 貴族の生活と建築の歴史

マーク・ジルアード著 ; 森静子・ヒューズ訳

(住まい学大系, 026,027)

住まいの図書館出版局 , 星雲社 (発売), 1989.12

タイトル別名

Life in the English country house : a social and architectural history

英国のカントリーハウス : 貴族の生活と建築の歴史

タイトル読み

エイコク ノ カントリー ハウス : キゾク ノ セイカツ ト ケンチク ノ レキシ

注記

付: Sumai 26-27 : 住まい学大系[栞(しおり)]

内容説明・目次
巻冊次

上 ISBN 9784795208261

内容説明

荘園領主や貴族が暮らした田舎の荘厳な館は、英国社会の縮図であるとともに生活様式の変遷をいまに伝える貴重な建築でもある。ホールから広間、やがて専用室に移った食堂のこと、親しい客との語らいは寝室でなされたこと、食堂は男性の応接間は女性の領域であったこと、パーラー、ギャラリー、図書室、クロゼットの目的など。社交やもてなしの歴史や部屋の用途やその名称の由来が詳細な記述によって興味深く知ることができる。

目次

  • 第1章 権力の館
  • 第2章 中世貴族の世帯
  • 第3章 中世の館
  • 第4章 エリザベス朝、ジェームズ朝時代の館
  • 第5章 古典様式の館—1630‐1720年
巻冊次

下 ISBN 9784795208278

内容説明

カントリー・ハウスでの習慣や作法は、ごく限られた階級の人々による特別なものであったが、やがて庶民の生活にも浸透し、建築にもさまざまなかたちで影響を与えていった。左右対称の厳格な姿から、周囲の風景にとけこみ、木々とともに育つ家。権威の産物から、田舎の産物としての家。交通や住宅設備の発達によって変わった生活のスタイル、あるいは変わらなかった部分は?中世から20世紀に至るカントリー・ハウスの物語。

目次

  • 第6章 幕間—趣味人と美術愛好家
  • 第7章 社交の館—1720‐70年
  • 第8章 くだけてきた館—1770‐1780年
  • 第9章 幕間2—カントリー・ハウスにおける初期の科学設備
  • 第10章 道徳の館—1830年‐1900年
  • 11章 小春日和—1900‐40年

「BOOKデータベース」 より

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