国際国家の政治経済学 : 国際システムの安定と日本経済

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国際国家の政治経済学 : 国際システムの安定と日本経済

富田俊基著

東洋経済新報社, 1989.12

タイトル読み

コクサイ コッカ ノ セイジ ケイザイガク : コクサイ システム ノ アンテイ ト ニホン ケイザイ

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注記

参考文献: p205-212

内容説明・目次

内容説明

本書では、国際公共財という概念を導入し、世界の平和と繁栄の維持に向けて、それが安定的に供給されるために、先進工業諸国が何をなすべきを検討する。とりわけ、世界最大の債権国の交替という国際システムの大きい変動要因を踏まえ、わが国が果たすべき役割の検討を中心に据えている。

目次

  • 第1部 債権国日本の貯蓄・投資バランス(高齢化と分配率の貯蓄率への影響;財政構造と貯蓄・投資;巨大債権国の条件)
  • 第2部 巨大債権国の役割(19世紀の債権国イギリスと債務国アメリカ;資本輸出の影響と巨大債権国の役割)
  • 第3部 国際公共財のバードン・シェアリング(マクロ経済政策の国際協調;自由貿易の形成と動揺;国際公共財の分担問題)
  • 第4部 国際システムの安定性と日本の役割(国際システムの安定性についての諸仮説;国際システムの安定性についての実証研究;緩い2極システムと日本の役割)

「BOOKデータベース」 より

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