天皇家と卑弥呼の系図 : 日本古代史の完全復元
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書誌事項
天皇家と卑弥呼の系図 : 日本古代史の完全復元
(ロッコウブックス)
六興出版, 1989.8
- タイトル読み
-
テンノウケ ト ヒミコ ノ ケイズ
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注記
参考文献:p275〜277
内容説明・目次
内容説明
京都・天橋立の西端にある篭神社に代々つたわる日本最古の海部氏系図(国宝)と、名古屋・尾張氏系図とを結ぶものは何か?宇佐、日田、行橋などの地域と、卑弥呼や朝鮮半島との密接な関わりを浮き彫りにし、卑弥呼一族の血脈が、のちの天皇家の血筋にどのように流れるかをついに解明—。九州説、近畿説に分かれる邪馬台国論争に決定的な終止符を打つ。
目次
- 1 卑弥呼の名のある系図—海部・尾張氏とは
- 2 天女の羽衣—丹後に降りた豊受大神
- 3 白鳥は豊の国からやって来た—地名の大遷移による証明
- 4 猿田彦の石偶—天孫降臨の道すじ
- 5 炎の中から生まれた三火神—日向三代の神話の背景
- 6 入り婿による王朝—「欠史八代」の実在性
- 7 魏の使者が来たころ—邪馬台国の引っ越し
- 8 宇佐・香春・行橋を結ぶもの—金属精錬と天の日矛
- 9 初国しらすスメラミコト—邪馬台国の分裂と崇神天皇
- 10 日子坐王の謎—近畿北部の対抗勢力
- 11 「タラシ王朝」の足跡—大和王朝の拡大
- 12 宇佐女王の秘密—その後の邪馬台国
- 13 息長足姫と武内宿禰—作られた巨人の像
- 14 「応神東遷」の実像—統一王朝の成立
- 15 「倭の五王」の時代—「応神王朝」の実像
- 16 筑紫の磐井の乱—欽明王朝は征服者か?
- 17 蘇我氏と藤原氏—新生大和王朝を支えたもの
- 18 「日本」の誕生—東アジアの世界の中で
- 19 『古事記・日本書紀』の成立—神話の構成
- 20 倭人社会の形成—考古学や人類学から見た原日本
「BOOKデータベース」 より