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労働市場の理論

大橋勇雄著

東洋経済新報社, 1990.2

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ロウドウ シジョウ ノ リロン

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参考文献: p205-214

Description and Table of Contents

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「年功賃金」「終身雇用」「春闘による賃金決定」「二重構造」等といった特徴をもち、国際的にも注目を集めている日本の労働市場は、従来“実証的アプローチ”を中心に研究されてきた。他方、アメリカを中心とした、応用ミクロ経済学としての労働経済学の理論展開には、目覚ましいものがある。本書では、これら欧米で開発された“理論的アプローチ”を検討し、その展開の流れを踏まえながら、日本の労働市場の分析を行う。すなわち、日本の土壌で育った概念を、応用ミクロ経済学の枠組みのもとで、体系的に位置づけようとするものである。

Table of Contents

  • 賃金プロファイル(賃金プロファイルの理論:展望;企業特殊訓練のもとでの賃金プロファイル;企業内労働市場における定年と内部昇進制;不完全情報・労働の準固定性・企業内選抜)
  • 賃金と雇用の変動(労働時間の分析;企業による賃金と雇用の調整;ボーナスと基準内賃金の決定要因に関する実証分析;賃金格差と失業の循環的変動)

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