小林秀雄の宗教的魂
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書誌事項
小林秀雄の宗教的魂
(教文選書)
日本教文社, 1990.2
- タイトル読み
-
コバヤシ ヒデオ ノ シュウキョウテキ タマシイ
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内容説明・目次
内容説明
小林秀雄が信じ求めた〈神なる世界〉とはいかなるものか—。小林の処女作品から絶筆に至る主要な作品の読解を通して、その中に流れる小林自身の〈宗教的魂〉を浮き彫りにする。新しい視点から捉えた小林秀雄論。
目次
- 第1章 批評の誕生—『蛸の自殺』から『様々なる意匠』へ
- 第2章 二つの『罪と罰』—ドストエフスキー論の展開
- 第3章 書くという秘儀のゆくえ—『おふえりや遺文』の哀しみ
- 第4章 原型としての語り—『Xへの手紙』を読む
- 第5章 無常を超えて—詩魂との回合
- 第6章 魂の安らぎ—「西行」と「実朝」の祈り
- 第7章 神秘的経験と言語表現—語りえぬものの息吹き
- 第8章 分析の果てに—人間の学への道
- 第9章 神なるものへの応答—『本居宣長』を流れる調べ
- 第10章 信じることと宗教的態度と—意味の摸索
- 第11章 文学の救いということ—『考へるヒント』そして『正宗白鳥の作について』
「BOOKデータベース」 より