種の起原
著者
書誌事項
種の起原
(岩波文庫, 青(33)-912-4,
岩波書店, 1990.2
改版
- 上
- 下
- タイトル別名
-
On the origin of species by means of natural selection or the preservation of favoured races in the struggle for life
種の起源
- タイトル読み
-
シュ ノ キゲン
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注記
原書初版 (1859年刊) の翻訳
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784003391242
内容説明
自然選択と適者生存の事実を科学的に実証して進化論を確立し、自然科学の分野においてはもちろん、社会観・文化観など物の見かた全般に決定的な影響を及ぼした著作として、この『種の起原』の名を知らぬ人はあるまい。本訳書は、底本に1859年の初版を用い、さらに最終第6版までの各版の異同をくわしく記した決定訳である。
目次
- 第1章 飼育栽培のもとでの変異
- 第2章 自然のもとでの変異
- 第3章 生存闘争
- 第4章 自然選択
- 第5章 変異の法則
- 第6章 学説の難点
- 第7章 本能
- 第8章 雑種
- 付録 種の起原にかんする意見の進歩の歴史的概要
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784003391259
内容説明
地質学・植物学・動物学など、博物学のはば広い基盤の上に立つダーウィン(1809‐82)の進化論の根底には、自然的存在としての人間の本質の解明ということがある。『種の起原』刊行後、科学は長足の進歩をとげたが、人間と社会、そして文明の問題を考える上で、ダーウィンの思想はつねに検討すべき重要な課題としてわれわれの前にある。
目次
- 地質学的記録の不完全について
- 生物の地質学的遷移について
- 地理的分布
- 生物の相互類縁。形態学。発生学。痕跡器官。
- 要約と結論
- 自然選択説にむけられた種々の異論
「BOOKデータベース」 より