ダーウィンと謎のX氏 : 第三の博物学者の消息

書誌事項

ダーウィンと謎のX氏 : 第三の博物学者の消息

ローレン・アイズリー著 ; 垂水雄二訳

工作舎, 1990.2

タイトル別名

Darwin and the mysterious Mr.X

タイトル読み

ダーウィン ト ナゾ ノ Xシ : ダイサン ノ ハクブツ ガクシャ ノ ショウソク

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内容説明・目次

内容説明

アイズリーは告発する。被告チャールズ・ダーウィンの容疑は、自然淘汰に関するエドワード・ブライスのアイデアの無断借用である。証拠はブライスによる3篇の試論。生命は「神の設計」か。だがブライスの観た事実は、淘汰の考えに肉迫しつつあった。自らのオリジナリティを重視するあまり、ダーウィンはラマルクを、そしてウォレス、ブライスをはじめとする多くの先行者たちの貢献を過小評価してしまったらしい。自然淘汰説は、たった一人の人物の発見などではなく、一種の歴史的必然として生まれてきたのである。

目次

  • 1 舞台の踊り手たち(チャールズ・ダーウィン;アルフレッド・ラッセル・ウォレス;チャールズ・ライエル;チャールズ・ダーウィン、エドワード・ブライスおよび自然淘汰の理論;ダーウィン、コルリッジ、および無意識の創造という理論)
  • 2 証拠の記録—エドワード・ブライスの試論(動物の変種;鳥類における季節的変化およびその他の変化;人間と他の動物との間の心理学的な区別)
  • 3 忘れられた生みの親—ブライス追悼の回想録(エドワード・ブライス)
  • 4 人類の進化(ネアンデルタール人と人類古生物学の夜明け;『人間の由来』の知的先駆者;人間の時代)

「BOOKデータベース」 より

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