北京人と上海人 : 政治に死ぬ北京人、カネに死ぬ上海人
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北京人と上海人 : 政治に死ぬ北京人、カネに死ぬ上海人
（Tokuma books）
徳間書店, 1989.7
- タイトル読み
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ペキンジン ト シャンハイジン : セイジ ニ シヌ ペキンジン カネ ニ シヌ シャンハイジン
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内容説明・目次
内容説明
北京は政治の中心、上海は経済の中核でありながら、互いに強力な自負心、反撥心、裏返しのあこがれといったアンビバレントな感情を持っている。中国人はよく「外地人」という。外国人のことではなく、「他省の人間」という意味である。北京人も上海人も「外地人」のかなでは、それぞれが一番嫌いである。北京人が上海人のことを「ケチでカネにきたない」と非難すれば、上海人は北京人を「田舎者のくせにカッコばかりつけて！」と攻撃する。一事が万事、両者の悪口合戦のタネは尽きない。
目次
- 天安門「暴乱」と上海「就学生デモ」と—「まえがき」に代えて
- 序章 北京と上海は仲の悪い「双頭の龍」—中国社会の縮図・北京と上海
- 第１章 北京人と上海人はこんなに違う—中国の中の「中国人」、中国の中の「西洋人」
- 第２章 北京人は政治に死に、上海人はカネに死ぬ—謀略好きの北京人、華僑も逃げ出す上海人
- 第３章 「老成温厚」と「好勝競争」—徹底比較、北京人ＶＳ上海人
- 第４章 中国各省人物風土記—中国は１１億、人も風土も一様ではあり得ない
「BOOKデータベース」 より