イーハトーボゆき軽便鉄道
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イーハトーボゆき軽便鉄道
リブロポート, 1990.1
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イーハトーボユキ ケイビン テツドウ
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Description and Table of Contents
Description
別役実が読み解いた宮沢賢治の童話38篇。
Table of Contents
- 来なかったはがきの謎—どんぐりと山猫
- 空白の6日間の謎—セロひきのゴーシュ
- 振り返った世界—注文の多い料理店
- 語れなかった事実—オツベルと象
- 順おくりの不幸—なめとこ山の熊
- 失われた10枚の幻燈—やまなし
- 後方の疑惑との闘い—北守将軍と3人兄弟の医者
- 批評しない批評—洞熊学校を卒業した3人
- 小さな組織の力学—猫の事務所
- 不条理の団長—カイロ団長
- 「むこう」と「こちら」をつなぐ日—水仙月の4日
- 汽車の中の月夜—月夜のでんしんばしら
- 「お化け」の世界の息づかい—ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記
- 平行する2つの時間と空間—グスコーブドリの伝記
- レオーノ・キュースト氏の5つの冒険—ポラーノの広場
- 名づけようもないものへの回路—よだかの星
- 後姿が語るもの—鹿踊りのはじまり
- 王様へのとめどもない方向—双子の星
- ホモイの転落—貝の火
- 違いと共有—ざしき童子のはなし
- 「カンカラカンのカアン」の世界—かしはばやしの夜
- すりかえ自由の世界—タネリはたしかにいちにち噛んでゐたやうだった
- 「黒坂森」の哀しい「分別」—狼森と笊森、盗森
- 「高田三郎」は「風の又三郎」か—風の又三郎
- 人が神を必要とする時—ひかりの素足
- ベーリング行の不思議な旅—氷河鼠の毛皮
- 4月の不安—山男の4月
- 情景としての死—26夜
- 謎のイーハトブへの案内書—毒蛾
- 2つの世界の出合い—雪渡り
- 複合体としての生命体—烏の北斗七星
- ベゴ石の悲劇—気のいい火山弾
- 「ツェねずみ」の戦術—ツェねずみ
- 三角関係のドラマ—土神ときつね
- ガドルフと曖昧な犬—ガドルフの百合
- 自然の善意と悪意—よく利く薬とえらい薬
- 「だましだまされ」話—とっこベとら子
- おわりからはじめる—銀河鉄道の夜
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