開放マクロ経済学の展開
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書誌事項
開放マクロ経済学の展開
(和歌山大学研究叢書, 15)
和歌山大学研究叢書刊行委員会 , 白桃書房 (発売), 1989.11
- タイトル読み
-
カイホウ マクロ ケイザイガク ノ テンカイ
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注記
文献: p143〜150
内容説明・目次
内容説明
マクロ経済学の開放体系化も急速な発展を遂げ、為替レート、金利格差、経常収支、資本収支などが分析の重要な位置を占めるに至っている。ケインズ『一般理論』以降、数多くの先学の貢献があるが、なかでもハロッド、ミード、ジョンソン、マンデル、フレミング、ドーンブッシュなどによる分析は、開放マクロ経済学の基盤を構成しているといえる。本書の目的は、これら諸理論の内容とその拡充発展を簡潔に示し、開放マクロ経済学の展開過程を跡づけることにある。
目次
- 第1章 国民所得と国際収支—予備的考察
- 第2章 完全雇用における貿易収支と為替レート
- 第3章 単純ケインジアン・モデルの開放体系への拡張
- 第4章 貨幣、利子率と国民所得および貿易収支
- 第5章 資本移動と財政金融政策の有効性
- 第6章 開放経済における物価と国民所得水準の決定
- 第7章 為替レートの期待と動学的調整—ドーンブッシュ・モデルとその発展
「BOOKデータベース」 より