綴方読本 : 綴方と人間教育
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綴方読本 : 綴方と人間教育
(講談社学術文庫)
講談社, 1987.3
- タイトル読み
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ツズリカタ トクホン : ツズリカタ ト ニンゲン キョウイク
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綴方読本 : 綴方と人間教育
1987
限定公開 -
綴方読本 : 綴方と人間教育
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注記
『綴方読本』(中央公論社, 1935)の「序」と下編「綴方と人間教育」にあたる部分を収めたもの
内容説明・目次
内容説明
鈴木三重吉は、昭和7年、童話童謡雑誌「赤い鳥」を創刊、その投稿欄に拠って綴り方運動を始め、国語・作文教育に革新的な影響を与え、我が国児童文化史上に多大な業績を残した。その実践活動の結実である本書において著者は、従来の人工的な文章を推奨する俗論に具体例をあげて論駁し、虚飾のない、純朴な言葉を使って文章全体の香味と深みを醸成せよと主張した。その卓越した文章論は、今日の国語教育にも大きな影響を与えている。
目次
- 前章 研究と教課上の誤謬、欠陥(教課目的の無自覚;製作指導考究の空虚;作品評価の錯誤;作品の低劣)
- 後章 製作指導の要点と綴方の教育的意義(題材と課題;展開記叙と綜合記叙;作品の到達標準;鑑賞による刺戟誘導;構成;言葉と表現と製作の態度;低年級における製作の出立;叙写の深度;綴方の教育的意義;最近の分派的主張)
「BOOKデータベース」 より