書誌事項

人物でたどる日本荘園史

阿部猛, 佐藤和彦編

東京堂出版, 1990.1

タイトル別名

日本荘園史 : 人物でたどる

タイトル読み

ジンブツ デ タドル ニホン ショウエンシ

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注記

日本荘園史研究のための参考文献(佐藤和彦編): p378-381

内容: はしがき(編者), 執筆者紹介, I: 荘園とは何か, II: 荘園の人びと(「初期荘園の開発と経営」-「近世村落への展開」), III: 荘園史断章(「平安時代荘園の労働力編成」-「中世末期の地主」)

収録内容

  • 荘園とは何か / 阿部猛 [執筆]
  • 初期荘園の開発と経営 : 越前国桑原荘と生江臣東人 / 和歌森民男 [執筆]
  • 畿内荘園の成立と名 : 大和国小東荘と山村吉則 / 阿部猛 [執筆]
  • 寺領荘園の確立 : 伊賀国黒田荘と覚仁 / 樋口州男 [執筆]
  • 東国武士団の基盤I : 上野国新田荘と源義重 / 山本隆志 [執筆]
  • 東国武士団の基盤II : 下総国相馬御厨と源義朝 / 鈴木哲雄 [執筆]
  • 平安後期の小武士団の基盤 : 紀伊国天野社と坂上経澄 / 木村茂光 [執筆]
  • 鎌倉期の地頭領主制 : 丹波国大山荘と中沢基員 / 高橋敏子 [執筆]
  • 鎌倉期商業資本家的代官 : 備後国大田荘と和泉法眼渕信 / 瀬野精一郎 [執筆]
  • 辺境における郡司と地頭の相剋 : 薩摩国谷山郡と谷山資忠 / 三木靖 [執筆]
  • 鎌倉期の百姓 : 若狭国太良荘と勧心 / 磯貝富士男 [執筆]
  • 裁判にゆれる荘園 : 法曹官僚唯浄と阿氐河荘 / 黒田弘子 [執筆]
  • 悪党 : 紀伊国荒川荘と堀為時 / 佐藤和彦 [執筆]
  • 惣荘一揆 : 播磨国矢野荘と祐尊 / 薗部寿樹 [執筆]
  • 畿内の政治的動向と地侍 : 山城国上久世荘と舞田氏 / 田端泰子 [執筆]
  • 直務代官の支配 : 備中国新見荘と祐清 / 小森正明 [執筆]
  • 惣村の展開 : 近江国菅浦荘と清九郎 / 新行紀一 [執筆]
  • 荘園領主による直務支配 : 和泉国日根荘と九条政基 / 田沼睦 [執筆]
  • 近世村落への展開 / 宮島敬一 [執筆]
  • 平安時代荘園の労働力編成 : 越後国石井荘の兼算と得延 / 大石直正 [執筆]
  • 鎌倉時代の地頭領主 : 安芸国三入荘と熊谷直時 / 佐藤和彦 [執筆]
  • 荘園の市場 : 安芸国沼田荘 / 関周一 [執筆]
  • 辺境の村の開発 : 陸奥国骨寺村と自在房蓮光 / 大石直正 [執筆]
  • 下地中分 : 二枚の絵図から / 樋口州男 [執筆]
  • 荘園絵図を読む : 尾張国富田荘絵図 / 樋口州男 [執筆]
  • 加地子名主 : 山城国小野荘と兼好 / 阿部猛 [執筆]
  • 逃散の作法 : 法隆寺領播磨国鵤荘 / 太田順三 [執筆]
  • 点札 : 大和国興福寺領 / 佐藤和彦 [執筆]
  • 中世末期の地主 : 和泉国熊取と中左近 / 苗代田敏明 [執筆]

内容説明・目次

目次

  • 1 荘園とは何か
  • 2 荘園の人びと(初期荘園の開発と経営;畿内荘園の成立と名;寺領荘園の確立;東国武士団の基盤;平安後期の小武士団の基盤;鎌倉期の地頭領主制;鎌倉期商業資本家的代官;辺境における郡司と地頭の相剋;鎌倉期の百姓;裁判にゆれる荘園;悪党;惣荘一揆;畿内の政治的動向と地侍;直務代官の支配;惣村の転開;荘園領主による直務支配;近世村落への展開)
  • 3 荘園史断章(平安時代荘園の労働力編成;鎌倉時代の地頭領主;荘園の市場;辺境の村の開発;下地中分;荘園絵図を読む;加地子名主;逃散の作法;点札;中世末期の地主)

「BOOKデータベース」 より

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