万葉の伝統
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万葉の伝統
(講談社学術文庫, [855])
講談社, 1988.12
- タイトル読み
-
マンヨウ ノ デントウ
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注記
底本: 「万葉の伝統」(講談社, 1968)
内容説明・目次
内容説明
本書は、万葉集の素朴・直截な純粋さ、重厚な肉体的感動といった自由で強烈な万葉精神が、日本の抒情詩の流れの中でいかに受け継がれてきたかを、古今的・新古今的伝統との対立とからみ合いを通して捉えようとした。万葉の伝統を全体的歴史的に展望し、中・近世の実朝、良寛、宣長、また近・現代の晶子、左千夫、茂吉、光太郎ら先人の業績に万葉への憧憬と復興の情熱を探る。万葉の美とその現代的意義を問い直した文芸評論の名著。
目次
- 1 全体的展望(万葉の伝統—古今的・新古今的伝統にたいして)
- 2 中世・近世において(新古今集の美的構造—危機における芸術;歌論の形成—日本における文芸評論の成立;実朝論—実朝をめぐる斉藤茂吉と小林秀雄;近世抒情詩における短歌の位置;近世短歌の究極処—良寛のいわゆる“万葉調”をめぐって;“もののあはれ論”について)
- 3 近代・現代(近代短歌成立以前;『みだれ髪』論—近代短歌史の光栄;伊藤左千夫論—抒情詩論への一寄与;左千夫・茂吉・御風—良寛論をめぐって;高村光太郎論—日本近代文学の古典期;斉藤茂吉の“悲しきWonne”をめぐって;現代俳句への疑惑—草田男の『来し方行方』批判;衰弱した歌・その再建—歌と民主主義;小野十三郎『詩論』—詩の批評性と短歌的抒情)
「BOOKデータベース」 より