海の幸と日本人
著者
書誌事項
海の幸と日本人
(自然の中の人間シリーズ, . 海と人間編||ウミ ト ニンゲンヘン ; 10)
農山漁村文化協会, 1989.5
- タイトル読み
-
ウミ ノ サチ ト ニホンジン
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注記
監修: 農林水産省農林水産技術会議事務局
構成: 山川健重,加古里子
内容説明・目次
内容説明
日本人は魚食民族といわれるほど、太古から魚と深くかかわり、その生活には魚にまつわる行事が多い。また魚をおいしく食べる技術も、世界に類をみない。日本人は海の幸をくらしにいかすことをひとつの文化にまで高めた。
目次
- 正月にかざるイセエビは、長生きのしるし
- 日本人は、世界一多く魚貝類を食べている
- 外国人が食べない魚でも、日本人は好んで食べる
- 大むかしから、日本人は魚貝類を食べていた
- 仏教でも変えることがでなかった、日本人の魚好き
- むかし、内陸の長野県では、塩ブリ1本が米1俵
- 魚は肥料としても利用されてきた
- むかしから、日本人は海水から塩をつくってきた
- 海の安全と豊漁をいのって、祭りをおこなう
- 節分に、イワシの頭とヒライギで鬼を追いはらう
- 結納には、えんぎものの海の幸をそえる
- お食い初めのおぜんには、尾頭つきの魚をつける
- 魚がつくたくさんの漢字、これは関心が特に高かったことを示している
- 日本人は、魚のしゅんをよく知っている
- 魚の種類にあわせて、ほうちょうを使いわける
- 調理法を工夫して、魚をおいしく食べる
- いろいろな薬味を使って、魚をおいしく食べる
- かまぼこは、加工品のなかのけっさく
- 海の幸を見なおし、“食べる文化”を守り育てよう
「BOOKデータベース」 より