ゴルバチョフ革命は失敗した : ペレストロイカ ソ連は一年以内に内戦状態に陥る
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ゴルバチョフ革命は失敗した : ペレストロイカ ソ連は一年以内に内戦状態に陥る
第一企画出版, 1990.2
- タイトル読み
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ゴルバチョフ カクメイ ワ シッパイ シタ : ペレストロイカ ソレン ワ イチネン イナイ ニ ナイセン ジョウタイ ニ オチイル
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内容説明・目次
内容説明
世界が90年代へと突入した今日、ソ連の国内事情は日本人の想像をはるかに超えて悪化している。ソ連共産党の権威は地に墜ち、保守派改革派の果てしなき抗争が続く。加えて経済の破綻からくる国民の不満は爆発寸前。民族間の対立はすでに内戦と呼んでいい。こうして国家が崩壊していくとき、ソ連に残されたシナリオは2つしかない。核武装を前面に押し出した超保守国家になるか、無政府状態の大混乱に陥るかである。本書はこの知られざるソ連の惨状をさまざまな角度から刻明にレポートしたものである。
目次
- 1部 ゴルバチョフ革命は惨敗した(二重権力構造が遂に崩壊する;ソ連帝国の破産と解体を成し遂げる男;もはやロシア人自身が諦めている;群集を極度に恐れ始めたクレムリン;瀕死の巨象に投資する外国企業;進出企業が成功したらノーベル賞もの;国民は災害の前に丸ハダカ;ソ連で経済特区が成功するはずがない;ペレストロイカは完全に失敗した;極東開発へのはかない夢;クレムリンの極秘資料を特売します;食料さえまともに作れない)
- 2部 地に墜ちたソ連共産党の威光(共産党離党者が激増中;誰のための最高会議議長か;民主選挙も党幹部の意のまま;独裁権力の象徴ゴルバチョフ憲法)
- 3部 民族対立はすでに内戦状態だ(諸民族の怒りは頂点に達した;今や民族間の争いは内戦というべき;ゴルバチョフ自身もはやお手上げ;スターリン以来最大の大量虐殺;ペレストロイカを中止せざるを得ない事態)
- 4部 狂気に走り始めた国家権力(KGBは共産党の武装部隊だ;情報操作で国民世論も思いのまま;なぜソ連に学生運動が起こらないか;ペレストロイカが聞いて呆れる弾圧;ソ連軍は削減しても強くなる)
- 5部 もはや絶望的な国民生活(何んと産婦人科病院でエイズに感染;死ぬより生きる方が恐ろしい;ソ連警察が率先して売春;国民の日常生活は崩壊寸前;羽振りをきかすソ連のマフィア;救われないソ連の子供たち;生きる気力も失う社会状況;諸悪の根元は社会主義である)
「BOOKデータベース」 より