北日本中世史の研究
著者
書誌事項
北日本中世史の研究
吉川弘文館, 1990.2
- タイトル読み
-
キタニホン チュウセイシ ノ ケンキュウ
大学図書館所蔵 全120件
この図書・雑誌をさがす
注記
内容: 序(編者), I: 政治と制度(一「古代東北城柵の城司制」-五「奥羽刀狩事情」), II: 交通交易と地域社会(一「北日本の交易と流通序説」-六「北日本石器時代文化の特質」), III: 村落と領主(一「東北中世村落の成立」-五「香取社領の土地売買について」), IV: 宗教と文化(一「中世北辺の仏教」-六「紀行・絵図にみる中世北日本の空間認識」), あとがき(羽下徳彦)
収録内容
- 古代東北城柵の城司制 / 今泉隆雄 [執筆]
- 元弘・建武期の津軽大乱と曽我氏 / 岡田清一 [執筆]
- 伊達・上杉・長尾氏と室町公方 : 通交文書ノート / 羽下徳彦 [執筆]
- 戦国大名下国愛季覚書 / 遠藤巌 [執筆]
- 奥羽刀狩事情 : 付、廃刀令からの視点 / 藤木久志 [執筆]
- 北日本の交易と流通序説 : 米と布 / 平川新 [執筆]
- 二つの平泉・二つの京都 / 斉藤利男 [執筆]
- 稙宗の貢馬 / 入間田宣夫 [執筆]
- 東廻海運の初期段階 : 常陸国潮来を中心に / 渡辺英夫 [執筆]
- 十三～十六世紀の東アジアとアイヌ民族 : 元・明朝とサハリン・アイヌの関係を中心に / 榎森進 [執筆]
- 北日本石器時代文化の特質 / 工藤雅樹 [執筆]
- 東北中世村落の成立 : 中尊寺領骨寺村 / 大石直正 [執筆]
- 南北朝期の奥山荘金山郷 : 三浦和田茂実との関連を中心として / 田村裕 [執筆]
- 戦国期伊達領国の城館 / 小林清治 [執筆]
- 出羽国慈恩寺文書土地証文の一考察 / 菅野文夫 [執筆]
- 香取社領の土地売買について / 伊藤喜良 [執筆]
- 中世北辺の仏教 / 佐々木馨 [執筆]
- 守護国家論と立正安国論 : その念仏排撃をめぐって / 佐藤弘夫 [執筆]
- 「羽州瑞宝山慈恩寺」小論 / 伊藤清郎 [執筆]
- 足利樺崎寺覚書 / 峰岸純夫 [執筆]
- 北海道の板碑をめぐって / 千々和到 [執筆]
- 紀行・絵図にみる中世北日本の空間認識 / 岩鼻通明 [執筆]
内容説明・目次
目次
- １ 政治と制度（古代東北城柵の城司制；元弘・建武期の津軽大乱と曽我氏；伊達・上杉・長尾氏と室町公方；戦国大名下国愛季覚書；奥羽刀狩事情）
- ２ 交通交易と地域社会（北日本の交易と流通 序説；二つの平泉・二つの京都；稙宗の貢馬；東廻海運の初期段階；１３〜１６世紀の東アジアとアイヌ民族；北日本石器時代文化の特質）
- ３ 村落と領主（東北中世村落の成立；南北朝期の奥山荘金山郷；戦国期伊達領国の城館；出羽国慈恩寺文書土地証文の一考察；香取社領の土地売買について）
- ４ 宗教と文化（中世北辺の仏教；守護国家論と立正安国論；「羽州瑞宝山慈恩寺」小論；足利樺崎寺覚書；北海道の板碑をめぐって；紀行・絵図にみる中世北日本の空間認識）
「BOOKデータベース」 より