みもこがれつつ : 物語百人一首
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みもこがれつつ : 物語百人一首
筑摩書房, 1989.12
- タイトル読み
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ミ モ コガレツツ : モノガタリ ヒャクニン イッシュ
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内容説明・目次
内容説明
オシャレなやりとり、貴族の恋のテクニック、いつに変わらぬ親子の確執、権謀渦巻く政治の世界…。百人一首の歌人たちの、華やかにして切実な人間関係は、けっこう現代的で新鮮。古代大和から鎌倉時代に至る貴族文化600年の流れの帯が、時代を超えた美女たちと共にあなたの目の前に。
目次
- 紅旗征戎は吾が事にあらず—戦乱の世の雅び百人一首
- 渡る日の照る月の—古代の大王と宮廷歌人
- 百夜通ひのあら苦し—美男と美女の六歌仙
- 鴬のこほれる涙—奪われていく王権
- 人の心かはりにければ—求愛も脅迫も歌にのせ
- やまとうたのとき来たる—花鳥風月曲水の宴
- 花を折り給ひし君たち—はやり病と怨霊と
- ただ過ぎに過ぎゆくもの—清少納言と陽気な後宮サロン
- わが世ぞと思ふ望月の—源氏物語を生んだ後宮
- 野べのけしきよ面がはりすな—スきものの歌論難
- 今生はしそんじつ—保元の乱の渦の中で
- 花の下にて春死なむ—乱世のひとり旅、西行法師
- をよばぬ高きすがたをねがひて—王朝文化終焉の光芒
「BOOKデータベース」 より