サド侯爵の手紙
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書誌事項
サド侯爵の手紙
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1988.1
- タイトル読み
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サド コウシャク ノ テガミ
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注記
サド略年譜:p9〜12
内容説明・目次
内容説明
フランス暗黒文学の巨星サド侯爵の、夫人宛の手紙を中心に編集した牢獄文学者の告白。特異な性的所業ゆえに、義母モントルイユ夫人によって投獄されたサドは、苦悩、怒り、嫉妬、時には最も秘密の欲望をも、躊躇なく夫人に打明ける。その赤裸々な表現は18世紀においてその比を見ない自由さ、大胆さに達している。サド研究の泰斗である渋沢龍彦が「できるだけ具体的かつ詳細な」註解を付す。
目次
- 1 ヴァンセンヌにて(モントルイユ夫人宛;サド夫人宛;マルー=ドロテ・ド・ルーセ宛;アンブレ師宛;私を苦しめる愚鈍な悪党どもへ;ルイ=マリー・ド・サド宛)
- 2 バスティーユにて(サド夫人宛;アンブレ師宛;バスティーユ参謀部の将校各位へ)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より