ブルジョワジーの群像
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ブルジョワジーの群像
(日本史の社会集団, 6)
小学館, 1990.3
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ブルジョワジー ノ グンゾウ
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文庫判
文献:p500〜503
Description and Table of Contents
Description
江戸の豪商三井・住友、明治の政商三菱・安田らの素顔と実力を、日本資本主義の発達と共に描く。
Table of Contents
- 明治維新と日本のブルジョワジー(日本のブルジョワジー論をめぐって;外資排除と特権的政商の保護;自由主義と保護主義)
- 財閥をきずいた人々(政商;岩崎弥太郎と三菱;三菱創業期の功臣たち;岩崎弥太郎の教育事業と没後;江戸時代いらいの財閥—住友家;安田善次郎と安田財閥;古河市兵衛と古河財閥;大倉喜八郎と大倉財閥;浅野総一郎と浅野財閥)
- 豪商から財閥への道—三井(明治維新と三井;政商三井の成立;飛躍への足固め;政商からの脱皮;三井財閥の統轄機関)
- 日本資本主義 2人の指導者(五代友厚;渋沢栄一)
- 日本ブルジョワジーと教育(大学制度の発足;教育路線の多様化;高等教育と日本資本主義の要請;教育制度の再編成)
- 財閥の発展とブルジョワジーの地位の向上
- (第一次護憲運動とブルジョワジーの地位の向上;ブルジョワジーと政党内閣;ワシントン体制と日本)
- 財閥体制の爛熟と転換(財閥の膨張;新興ブルジョワジーの興亡;ブルジョワジーの集結;既成財閥の爛熟;財閥の完成と転換)
- 三井財閥の完成(三井財閥の牙城;三井財閥の多角的発展;三井物産の伸長と蹉跌;ファシズムの嵐;財閥の転向)
- 新興コンツェルン(日産コンツェルンの形成;野口遵と日窒コンツェルン;森矗昶とそのコンツェルン;中野友礼と日曹コンツェルン;大河内正敏の「科学主義工業論」と理研コンツェルン;新興コンツェルンの性格と役割)
- 戦争とブルジョワジー(「財閥打倒」から「軍財抱合」へ;既成財閥の軍需工業進出;戦時下の財閥;日中戦争・太平洋戦争期における財閥;財界をめぐる「イデオロギー論争」)
- 財閥の実態(財閥と同族;持株会社の運営)
- 日本の資本主義とブルジョワジー(日本ブルジョワジーと官僚;ブルジョワジーの不死鳥性)
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