書誌事項

私の中のシャルトル

二宮正之著

筑摩書房, 1990.2

タイトル読み

ワタクシ ノ ナカ ノ シャルトル

内容説明・目次

内容説明

在仏25年の経験から醸成された、フランスと日本の言語・文化への透徹した観照。ゆるやかに思考を辿る外国人(とつくにひと)が織りあげる豊潤なエッセイ。森有正への深く優しい随想を配す。現代日本へのたおやかな衝撃。

目次

  • 序にかえて—「もし実人生においても…」
  • 光としての言語
  • ある友情の表現—『ジッド=ヴァレリー往復書簡』の底流
  • 夏の日の感想—地中海の光と「東条証言」
  • 死・行為・言葉—モーリス・パンゲ氏に
  • アンビヴァロワール—または両価性を生きる
  • 模倣と創造—パリ「の前衛芸術の日本」展をめぐって
  • バイユー散策—自由と運命
  • 知と笑い
  • エクアン妄想—肉体と魂
  • 私の中のシャルトル
  • ニコラ・プッサンとの出会い—生きているフランス古典主義
  • 開かれた終り
  • 森有正の歩み
  • 詩人が言葉をうしなうとき—『日記』以後の森さんのこと
  • 強くまた優しい人格の結晶
  • 森有正「仏文日記」の語るもの
  • 母国語は宿命か—森有正と小林秀雄

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN04575611
  • ISBN
    • 4480812830
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    221p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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