医師として人間として : 軍医・抑留体験を経て

書誌事項

医師として人間として : 軍医・抑留体験を経て

稲田竜一著

(新日本新書, [383])

新日本出版社, 1988.9

タイトル読み

イシ ト シテ ニンゲン ト シテ : グンイ ヨクリュウ タイケン オ ヘテ

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内容説明・目次

内容説明

1941年7月、赤紙召集で中国東北部に渡り、その後4年間に二つの陸軍病院に勤務した。ソ連軍侵入、ほんの数日の戦闘、ごく短期の敗戦の間に目にした悲惨さは、終生忘れることはできない。どんなことがあろうとも人が人を公然と殺し合うということは絶対あってはならないことだ。

目次

  • 1 健康な身体と社会のために(天皇の侍医;美しい顔のコラムニスト;「椰子の実」の思い出;「○○」と「××」の違い;「認識票」の復活;糖尿病と地球一周;万歩計の誤差;飽食時代の脚気;保守と革新;鈴木現都知事との会見 ほか)
  • 2 中国東北部での軍医として(初めて撃ったピストル;日本刀;軍事郵便の検閲;天皇から賜った尿瓶;雉子狩り;病院撤収;ハンセン病患者;妻子との別離;青酸カリ;機銃掃射;切腹)
  • 3 シベリア抑留医師として(シベリアへ;シベリア病;収容所の身体検査;食糧事情;トイレ事情;ドイツ人と日本人;発疹チフスの流行;必要欠くべからざるもの;虱は生命の証?;スターリン ほか)
  • 4 シベリア抑留から故国へ(トラック運転手が英雄に;流刑地シベリア;社会主義と紙幣;朗らかな看護婦さんたち;ある淋病患者;脊椎カリエス;優遇された床屋と画家;病気になりたい面々;「髭を生やせ!」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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