高野山民俗誌
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書誌事項
高野山民俗誌
(仏教文化選書)
佼成出版社, 1990.2
- 奥の院編
- タイトル読み
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コウヤサン ミンゾクシ
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内容説明・目次
内容説明
真言宗を開いた弘法大師空海が創建した霊場・高野山は、真言密教の聖地であるとともに、民俗の宝庫でもある。見るもの、触れるものの多くが、民俗的な色彩にあふれている。その山内でとくに尊崇されているところは、大師の御廟がある奥の院である。万余にのぼる燈篭がかかげられた燈篭堂、数十万といわれる墓原の供養塔。奥の院はまさに、荘厳な霊的世界を現出し、参詣する人びとの心を打つ。その霊域を民俗学の視座に立って解説・ガイドする。
目次
- 奥の院の構成(一の橋 大渡橋;中の橋 手水橋;御廟橋 無明橋)
- 奥の院の諸堂(燈篭堂 拝殿)
- 主な石塔(墓塔の構成;崇源院殿の墓塔 一番石;持明院墓地の六角宝塔;高麗陣敵味方供養塔;『南山奥之院諸大名石塔記』)
- 拝殿の燈明信仰(燈明信仰;奥の院の浄火)
- その他の民俗(蛇柳;玉川;弥勒石;天鳥)
「BOOKデータベース」 より