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昭和俳句回想

山本健吉著

富士見書房, 1986.12

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ショウワ ハイク カイソウ

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聞き手:川崎展宏

Description and Table of Contents

Description

「俳句研究」編集責任者として、昭和俳句の黄金時代を現出した著者が、その豊富な俳壇経験を踏まえつつ、俳句・文学・芸術の本質を縦横に語る。

Table of Contents

  • 「俳句研究」創刊前後(「俳句講座」のこと;選者のことなど;「進むべき俳句の道」の人々;水巴の思い出;新興俳句について)
  • 人間探求派誕生(たけし・泊月のこと;渡辺白泉の季題論;戦争俳句など;『俳句三代集』について;作者別と季題別;『私小説作家論』と人間探求;篠原梵の俳句性;詩の方法と志と)
  • 純粋俳句をめぐって(芸術における正と譎の伝統;きれい寂の世界;秋桜子の艶なるもの;雑誌「天香」のこと;座談会「純粋俳句に就て」;純粋俳句とは何か;季語の役割;時雨の伝統)
  • 俳句事件の周辺(座談会「俳句事件」;非常時下の俳人たち;「青露変」の反響;有形・無形の弾圧;芭蕉連句新講のこと;民族の本情と歴史への愛情;影向の文学)
  • 俳句の芸術性と常識性と(「作品の危機」;俳人の出所進退について;四Sの要;近代の非情と誓子;草田男・楸邨と光太郎;師弟の別れ;蝦夷が千島まで…;挨拶と笑いと風狂と)
  • 男系の文学(女性と俳句;抒情を超えた世界;鬼から菩薩へ;笑いと自由と;風狂について;プラトンとゲーテ;地下の歌の伝統;西行の歌をめぐって;詩人の魂)

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