イギリス自由貿易帝国主義

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イギリス自由貿易帝国主義

竹内幸雄著

新評論, 1990.6

タイトル読み

イギリス ジユウ ボウエキ テイコク シュギ

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内容説明・目次

内容説明

自由貿易主義はその本質において帝国主義的指向性をもつとして伝統的な帝国主義論を批判した「ロビンソン/ギャラハー論争」の批判的再検討による「商業的帝国主義」概念をもとに、19世紀帝国主義現象を世界史的に位置づけ、詳細に分析した意欲作。

目次

  • 19世紀末「商業的帝国主義」の展開(アフリカ分割と「商業的帝国主義論」の系譜;19世紀末「商業的利害」の実態;1880年代後半、「商業的帝国主義」の一実践—南東ナイジェリア;1890年代、西アフリカ植民地政策の本格的展開;西アフリカ商業利害の対立と妥協;1884年、英葡コンゴ条約と「商業的帝国主義」の展開)
  • 資本輸出・帝国・国民経済(19世紀イギリス国民経済と海外拡張の再検討—「ジェントルマン的資本主義」の概念を中心として;イギリス資本輸出と帝国;経済利害統一の可能性—「シティーと帝国」論争をめぐって)
  • 19世紀末帝国主義論争(いわゆる「ロビンソン・ギャラハー論争」の現段階—論争の経過・「アフリカとヴィクトリアン」を中心として;「アフリカとヴィクトリアン」再論—ホプキンズの「ヴィクトリアンとアフリカ」を中心として)

「BOOKデータベース」 より

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