戦争の犠牲者たち : ベトナム192高地虐殺事件

書誌事項

戦争の犠牲者たち : ベトナム192高地虐殺事件

ダニエル・ラング著 ; 内山敏訳

草思社, 1990.2

  • 新装版

タイトル別名

Casulties of war.

タイトル読み

センソウ ノ ギセイシャタチ : ベトナム 192コウチ ギャクサツ ジケン

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内容説明・目次

内容説明

1966年11月、ベトナム。五人の米兵が索敵行動の任務をうけて192高地の偵察に向った。ミザーヴ、クラーク、ラッフェ、マヌエル、そしてエリクソン。いずれも20歳から22歳の若い兵士であった。出発前に、隊長のミザーヴは訓示の中でこう言った。隊の士気のためにベトナム娘を連れていくと。それは冗談ではなかった。彼らは一人の娘をむりやり連行し、輪姦したあげく、証拠湮滅のために惨殺した。ただ一人、この犯罪に加わらなかったエリクソンは、戦友との絆と自らの良心の間で苦悩するが、ついに四人の戦友を軍法会議に告発することを決意する…。戦場ではごく「日常的」な事件が一人の青年に強いた内面の葛藤と、その後の裁判の模様を克明に描くことによって、戦争と個人の倫理のかかわりを抉り出した、記録文学の秀作。シドニー・ヒルマン基金賞受賞。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN04880681
  • ISBN
    • 4794203691
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    166p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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