近世初期の外交
著者
書誌事項
近世初期の外交
創文社, 1990.3
- タイトル別名
-
Foreign policy in early modern Japan
- タイトル読み
-
キンセイ ショキ ノ ガイコウ
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注記
巻末に英文書名・要約あり
参考文献: 巻末p17-23
内容説明・目次
内容説明
家康から秀忠、家光をへて確立した近世の外交政策、本書はその構造と特質を、オランダ文書と日本語史料の両面から光を当てて本格的に解明した画期的業績。近習出頭人から官僚型の譜代大名への外交担当者の変遷、外交専従の職能集団である禅僧、林家、買物掛の活躍、将軍の拝謁や書簡の形式に見られる外交先例の確立、さらに将軍が自ら外交問題に決断を下すプロセスなどを総合的に分析、日本型華夷秩序の形式という主体的な外交戦略を明らかにする。
目次
- 第1部 近世初期の外交担当者(家康・秀忠の二元政治時代;秀忠単独支配から秀忠・家光の二元政治;家光政権)
- 第2部 近世の外交儀礼の確立(拝謁;国書の形式;小括)
- 第3部 オランダの台湾貿易(海賊とアドヴェンチュラー;日本貿易の基地としての台湾)
「BOOKデータベース」 より