ネロ : 皇帝にして神、芸術家にして道化師
著者
書誌事項
ネロ : 皇帝にして神、芸術家にして道化師
河出書房新社, 1990.6
- タイトル別名
-
Nero, Kaiser und Gott, Künstler und Narr
- タイトル読み
-
ネロ : コウテイ ニシテ カミ、 ゲイジュツカ ニシテ ドウケシ
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内容説明・目次
内容説明
ローマの平和という退屈が、ネロという不可解人物を生んだ。夫を殺した母、その母を殺すという異常劇も、近親相姦、不義密通、あらゆる淫行も、だからどうだというのか。痛烈に現代を映す繁栄期ローマ時代の不気味、かつ赤裸々な人間像を描く歴史的伝記読物の傑作。
目次
- 1 17歳にして皇帝となる
- 2 ネロとその時代—アグリッピナ抄
- 3 女とはやっかいなもの
- 4 パンと見世物
- 5 政治家ネロ
- 6 ローマ炎上
- 7 ピソ陰謀事件
- 8 初期キリスト教徒のドラマ
- 9 ある芸術家の巡業
- 10 神なる者の非人間的な最期
- 11 ネロの後継者—ガルバ、オト、ウィテリウス
- 12 エピローグ—ネロは狂気だったのか?
「BOOKデータベース」 より