敗戦前後の日本人
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敗戦前後の日本人
(朝日文庫)
朝日新聞社, 1989.8
- タイトル読み
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ハイセン ゼンゴ ノ ニホンジン
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注記
『敗戦前後・40年目の検証』(1985年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
B29の爆撃で空高く広がる赤い煙。背の高い金髪GIが投げてよこしたガムとチョコレート—。敗戦を境に、5歳の少年が見た日常風景の逆転は、あれから四十余年を経た今も、大きなこだわりとして著者の地肌に染みついている。8・15をはさんで、軍国日本はどう変わったか?自身のこだわりを土台に捉えつつ、戦後民主主義の目で敗戦前後を深く検証する。
目次
- ひとつの言葉、ふたつの意思—最高戦争指導会議
- 戦いの内容はどういうものだったか—特攻隊と沖縄戦
- 「血の1滴まで戦え」の欺瞞—本土決戦
- 日本国への無条件降伏勧告—ポツダム宣言
- 「ヒロシマからナガサキ」までの75時間—原子爆弾
- 無責任体系のからくり—大本営発表
- はたして誰が泣いたのだろうか—8月15日
- 1億総ザンゲというカタルシス—東久迩内閣
- ミズーリ号に翻った星条旗—占領政治
- 終わりと始まりの儀式—天皇とマッカーサーの会見
- 戦争の責任はどうとられたか—戦時指導者
- 解体への序奏曲第一小節—戦後民主主義
- 庶民は何を見てしまったのか—戦争の総決算
「BOOKデータベース」 より