書誌事項

ダウニング街日記 : 首相チャーチルのかたわらで

ジョン・コルヴィル著 ; 都築忠七, 見市雅俊, 光永雅明訳

(20世紀メモリアル)

平凡社, 1990.6-1991.2

タイトル別名

The fringes of power : Downing Street diaries 1939-1955

タイトル読み

ダウニングガイ ニッキ : シュショウ チャーチル ノ カタワラ デ

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注記

チャーチルの肖像あり

関連年表 (1939年8月-1940年12月) :上巻巻末

関連年表 (1941年-1957年) :下巻巻末

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784582373073

内容説明

1939年9月1日ドイツ軍がポーランドに侵攻し、第2次世界大戦が勃発した。本書は、ダウニング街十番(英国首相官邸)に勤務する若き首相秘書官が、開戦直後に筆をおこし、戦後1950年代にいたるまで英国政権の中枢にあってひそかに書きつづけた〈禁制の政治日記〉である。上巻には、ワルシャワ陥落、ダンケルク撤退、フランス降伏、イギリス本土の戦い(バトル・オヴ・ブリテン)、ロンドン大空襲と、イギリスが〈孤独の戦い〉を強いられた、1939年9月から1940年末までの16か月を収録する。

目次

  • 第1章 開戦
  • 第2章 ホワイトホールの世界
  • 第3章 逡巡
  • 第4章 スカンディナヴィアでの冒険
  • 第5章 内閣交替とダンケルク
  • 第6章 フランスの崩壊
  • 第7章 ひとりで
  • 第8章 イギリス本土の戦い
  • 第9章 ロンドン大空襲
  • 第10章 包囲されたイギリス
  • 第11章 地中海のジレンマ
  • 第12章 時を稼ぐ
  • 関連年表
  • 関連地図
巻冊次

下 ISBN 9784582373103

内容説明

「今世紀中葉を扱う、歴史的に最も重要な日記」(『ザ・タイムズ』)と評された、英国首相秘書官の戦時日記の下巻。上巻に続き、1941年から1955年までを収録、ヤルタ会談・ポツダム会談、ドイツ降伏。戦後は「鉄のカーテン」演説からチャーチル首相の辞任までを扱う。

目次

  • 第13章 アメリカによる偵察
  • 第14章 朗報
  • 第15章 アフリカでの敗退、ギリシアの崩壊
  • 第16章 ヘス、クレタ島、戦鑑ビスマルク
  • 第17章 泥棒仲間のけんか
  • 第18章 嵐の中の静けさ
  • 第19章 特別な関係の確認
  • 第20章 さらばダウニング街
  • 第21章 兵卒たち
  • 第22章 兵卒輸送の甲板にて
  • 第23章 南アフリカでの飛行訓練
  • 第24章 時を稼ぐ
  • 第25章 ふたたびチャーチルのもとへ
  • 第26章 アンツィオと電撃作戦の再開
  • 第27章 「オーヴァーロード」作戦への秒読み
  • 第28章 間奏曲—作戦行動への参加
  • 第29章 第二次ケベック会談
  • 第30章 勝利の繰り延べ
  • 第31章 アテネのドラマ
  • 第32章 ヤルタ会談にむけて
  • 第33章 対スターリン宥和
  • 第34章 ライン河を渡る
  • 第35章 勝利と混沌
  • 第36章 政党政治の復活
  • 第37章 戦時連絡内覚の終焉
  • 第38章 新たな牧草地にて
  • 第39章 「チャーチルが還ってきた」(抄)
  • 第40章 ニューヨークとワシントン
  • 第41章 首相の脳卒中(抄)
  • 第42章 バミューダ会議(抄)
  • 第43章 アメリカ合衆国、カナダを訪問
  • 第44章 首相の辞任(抄)
  • スエズ危機

「BOOKデータベース」 より

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