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花綵の海辺から

大江志乃夫著

朝日新聞社, 1990.3

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ハナズナ ノ ウミベ カラ

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Description and Table of Contents

Description

花綵は花を編んでつくった飾り綱のこと。かつては日本列島の美称でもあった。その一部沖縄は、戦争末期、本土防衛の捨て石とされ、住民は見殺しにされた。そして現在—。現代史学者による重量感あふれるエッセー集。

Table of Contents

  • 花綵の海辺から(渡嘉敷への旅;夜光の海;落日の慶良間海峡;海に追いつめられて;島のブイヤベース;恐怖の強制;たちきられた花綵;生命ある海;海をわたる風 ほか)
  • 「昭和日本」にとっての沖縄(沖縄県の大田実海軍司令官;沖縄戦の宮崎周一作戦部長;沖縄戦の牛島満軍司令官;沖縄戦の八原博通高級参謀;沖縄に天皇がくる年;日本における沖縄とは)
  • 「脱欧入亜」にあゆむ国(オーストラリアのアジア研究会議;アボリジニーの被爆物語、マラリンガ・ストーリー;「昭和」を生きたということ;「在日・日本人」になろう)
  • 書庫の扉はアリスの鏡(文学作品でよむ日本の近代;ロシア文学の衝撃と日露戦争;自伝をよむ—『寒村自伝』を中心に;伝記と評伝—阿川弘之著『井上成美』をめぐって ほか)
  • 現在史としての1980年代後半(「天皇在位60年」の賛歌にノンという若者の権利;克服されなければならない「東京裁判史観」とは?;8月15日正午の黙とう;命令服従の法的責任 ほか)
  • 書き終えて飲む「吉四六の里の味」

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Details

  • NCID
    BN04933824
  • ISBN
    • 4022561076
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    226p
  • Size
    20cm
  • Classification
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