日本の性学事始
著者
書誌事項
日本の性学事始
(河出文庫)
河出書房新社, 1989.4
- タイトル読み
-
ニホン ノ セイガク コトハジメ
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収録内容
- 医心方 巻第廿八ー房内 / 丹波康頼著
- 衛生秘要抄 / 丹波行長編述
- 古代養性論ー情志篇・封蔵損益篇 / 竹中通庵著
- 延寿撮要ー房事篇 / 曲直瀬玄朔著
- 道三翁養生物語 / 曲直瀬正盛著
- 婬事戒 / 高井思明著
- 養生訓 巻之四ー飲食 下 / 貝原益軒著
内容説明・目次
内容説明
日本古来の性科学は中国から伝来したものだ。中国の性生活の第一義は不老長寿であったから、日本においても不老長寿のためのセックスが性学事始めになった。平安時代に書かれた『医心方』から江戸の貝原益軒の『養生訓』まで、日本の医書のなかの性科学部分には、男女の完全一致のための手法がことこまかに記述されている。古い性の宇宙が新しいセックスコスモロジーと直結しているのだ。
目次
- 医心方巻第28 房内
- 衛生秘要抄
- 古代養性論
- 延寿撮要
- 道三翁養生物語
- 婬事戒
- 養生訓
「BOOKデータベース」 より