純文学の素
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純文学の素
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1990.3
- タイトル読み
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ジュンブンガク ノ モト
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内容説明・目次
内容説明
身のまわりのなんでもない物ごとを、じっと仔細に眺めていくと、あらふしぎ、そこには微細な世界、巨大な宇宙がよじれながら現れる。いったいこれはルポルタージュとよぶべきか、観察記と称すべきか。ありふれたことから想像の空間にジワリ入り込むこの文章は、もう、純文学の素としか呼びようがないではないか。
目次
- 「ヒトラー」の寂しい観客
- マネキンにされた現金
- 恍惚の宇宙博
- 穴と刃物
- 恐怖の発明
- 省エネの夜
- 自宅の悲しみ
- 迎賓館の水
- 赤坂のマツタケ
- 授賞式
- お正月が怖い人
- 今日の夕刊
- 時計の問題〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より