日米危機のシミュレーション : 構造協議後の日本のサバイバル戦略

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日米危機のシミュレーション : 構造協議後の日本のサバイバル戦略

花井等著

(現代を読む)

時事通信社, 1990.6

タイトル読み

ニチベイ キキ ノ シミュレーション : コウゾウ キョウギゴ ノ ニホン ノ サバイバル センリャク

内容説明・目次

内容説明

とかく貿易の側面からだけとらえられがちな日米摩擦を貿易・防衛・文化の三つの摩擦(3B摩擦)の観点からとらえ直し、最新情報をもとに、「構造協議後」の日米関係の在り方、激動する世界のなかでの日本の役割を考える。

目次

  • 日米をめぐる環境変化(米ソ・ニューデタントの日本にとっての意味;日本によそよそしいブッシュ大統領;対日強硬姿勢崩さぬ米議会;台頭する対日脅威感;孤立深める日本)
  • 日米トレード・ウォー(第二の開国—日米構造協議;恐るべしスーパー301条;日米構造協議までの長い道のり;海外には通用しない食糧安保論;投資摩擦が対日脅威論を生む;日本の“実力行使”を恐れる米金融界;波紋広げる日米テクノ・ウォー;FSX—戦後日米関係の「分水嶺」)
  • トレード・ウォーからサイコ・ウォーへ(「日本は異質な国」なのか;日本は「NO」と言えない)
  • 日米危機のシミュレーション(米国側にも現れ始れた日米安保不要論;防衛・経済分離はもう通用しない;建設的な安保論議をはばむ日本の政情;日米安保をめぐる3つの選択肢)
  • ジャパン・アズ・ナンバー2(米国は衰退するか;国際国家の条件;日米関係の再構築)

「BOOKデータベース」 より

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