遠い太鼓
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書誌事項
遠い太鼓
講談社, 1990.6
- タイトル読み
-
トオイ タイコ
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内容説明・目次
内容説明
ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきたのだ。ずっと遠くの場所から、ずっと遠くの時間から、その太鼓の音は響いてきた。とても微かに。そしてその音を聞いているうちに、僕はどうしても長い旅に出たくなったのだ。書下ろし長篇エッセイ。
目次
- ローマ
- アテネ
- スペッツェス島
- ミコノス
- シシリーからローマに
- ローマ
- 春のギリシャへ
- 1987年、夏から秋
- ローマの冬
- 1988年、空白の年
- 1989年、回復の年
- イタリアの幾つかの願
- オーストリア紀行
- 最後に—旅の終わり
「BOOKデータベース」 より