海軍技術者たちの太平洋戦争 : 「海軍空技廠」技術者とその周辺の人々の物語

書誌事項

海軍技術者たちの太平洋戦争 : 「海軍空技廠」技術者とその周辺の人々の物語

碇義朗著

光人社, 1989.7

タイトル読み

カイグン ギジュツシャタチ ノ タイヘイヨウ センソウ : カイグン クウギショウ ギジュツシャ ト ソノ シュウヘン ノ ヒトビト ノ モノガタリ

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注記

主な参考および引用文献: p290

内容説明・目次

内容説明

敗戦という名の国家存亡の時代に、はしなくもつばさをもがれた空技廠の面々は、苦難に矜持を忘れず、焦土と化した国土から不死鳥の如く蘇る。エレクトロニクスに、新幹線に、ロケットに、カーメカニックに、世界の注視する技術開発を次々と実現、戦後成長の一翼を担うに至る、その原点がここにある。本書は、不可能を可能にした技術者たちの粘り強い精神、惜しみなき研鑽と力の結集を、多くの肉声を通して描いた感動の書き下ろしノンフィクション。

目次

  • ふくれ上がる頭脳と技術の集団
  • 急速に悪化する戦局のはざまで
  • 戦時動員者のリーダーとして
  • 飛行機を作った少年たちの自負
  • 間一髪だった爆弾と魚雷の完成
  • 繰り返された機体の強度試験
  • 急がれた空中分解の原因解明
  • アメリカに立ち遅れた艤装技術
  • 防御に欠かせないゴム技術の確立
  • 風防ガラス改善のための努力
  • バランス感覚を欠いた設計思想
  • 実戦に耐えるエンジンへの改良
  • 戦闘機の運命を決定した選択
  • 代用鋼に苦しんだ「誉」の開発
  • 「アツタ」をめぐる生、そして死
  • 金属材の不足を補う苦肉の策
  • 「プラスチック」黎明期の人々
  • ばねが取りもった48年の縁
  • 逆境の中から出発して得た栄光
  • 「人材養成」の場としての役割

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN05031641
  • ISBN
    • 4769804415
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    290p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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