ロシア・ハウス
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Bibliographic Information
ロシア・ハウス
(Hayakawa novels)
早川書房, 1990.4
- 上
- 下
- Other Title
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The Russia house.
- Title Transcription
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ロシア ハウス
Available at / 22 libraries
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Library & Science Information Center, Osaka Prefecture University
上NDC8:933||139||110009184974,
下NDC8:933||139||210009184982 -
Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
上933//L49// 1S0097848*,
下933//L49// 2S0097849* -
Kobe University General Library / Library for Intercultural Studies
上933-0-L//1S060000214783*,
下933-0-L//2S060000214784* -
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Description and Table of Contents
- Volume
-
上 ISBN 9784152076847
Description
ペレストロイカが進むモスクワで開催された英国主催のオーディオ・フェア。出版セールスマンのランダウは、会場でソ連の女性編集者カーチャから、国内では出版できない作家の原稿だという三冊のノートを託された。持ち帰ってノートをひらいてみたランダウは驚愕した。そこには、ソ連のミサイル・システムの欠陥が暴路されていたのだ。帰国したランダウは出版社社主であるバーリーことスコット・ブレアを捜したが、酒とジャズ三昧の日々を送るバーリーの行方は杳として知れない。ついに、ノートは英国情報部に持ちこまれ、事の重大さに部内は色めきたった。謎の作家とは誰か?情報は本物なのか?ペレストロカイ時代のスパイ小説。
- Volume
-
下 ISBN 9784152076854
Description
ゲーテとは誰か?本当に平和を願う裏切り者なのか?ミサイル・システムの情報は、KGBが仕掛けた罠ではないのか?CIAも乗り出して英国情報部の調査が続く一方で、モスクワのバーリーは女性編集者カーチャと接触していた。カーチャはゲーテと元愛人同士だった。ゲーテはバーリーと会うためにレニングラードに来ることになり、バーリーはカーチャへの恋の芽生えを狭に秘めつつモスクワをたった。しかし、レニングラードでゲーテとの再会を果たし、さらに追加された情報を持って帰国したバーリーを待っていたのは、CIAの主導による厳しい尋問だった。ゴルバチョフ政権下のソ連を訪れ、サハロフ博士とも会見したジョン・ル・カレが平和への祈念をこめて激動の世界に放つ、新時代のスパイ小説。
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