Bibliographic Information

ロシア・ハウス

ジョン・ル・カレ著 ; 村上博基訳

(Hayakawa novels)

早川書房, 1990.4

Other Title

The Russia house.

Title Transcription

ロシア ハウス

Available at  / 22 libraries

Description and Table of Contents

Volume

上 ISBN 9784152076847

Description

ペレストロイカが進むモスクワで開催された英国主催のオーディオ・フェア。出版セールスマンのランダウは、会場でソ連の女性編集者カーチャから、国内では出版できない作家の原稿だという三冊のノートを託された。持ち帰ってノートをひらいてみたランダウは驚愕した。そこには、ソ連のミサイル・システムの欠陥が暴路されていたのだ。帰国したランダウは出版社社主であるバーリーことスコット・ブレアを捜したが、酒とジャズ三昧の日々を送るバーリーの行方は杳として知れない。ついに、ノートは英国情報部に持ちこまれ、事の重大さに部内は色めきたった。謎の作家とは誰か?情報は本物なのか?ペレストロカイ時代のスパイ小説。
Volume

下 ISBN 9784152076854

Description

ゲーテとは誰か?本当に平和を願う裏切り者なのか?ミサイル・システムの情報は、KGBが仕掛けた罠ではないのか?CIAも乗り出して英国情報部の調査が続く一方で、モスクワのバーリーは女性編集者カーチャと接触していた。カーチャはゲーテと元愛人同士だった。ゲーテはバーリーと会うためにレニングラードに来ることになり、バーリーはカーチャへの恋の芽生えを狭に秘めつつモスクワをたった。しかし、レニングラードでゲーテとの再会を果たし、さらに追加された情報を持って帰国したバーリーを待っていたのは、CIAの主導による厳しい尋問だった。ゴルバチョフ政権下のソ連を訪れ、サハロフ博士とも会見したジョン・ル・カレが平和への祈念をこめて激動の世界に放つ、新時代のスパイ小説。

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Details

  • NCID
    BN05062871
  • ISBN
    • 4152076844
    • 4152076852
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    2冊
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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