外交官誘拐さる
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書誌事項
外交官誘拐さる
ダイヤモンド社, 1989.12
- タイトル読み
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ガイコウカン ユウカイ サル
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内容説明・目次
内容説明
1940年3月11日午後6時、サンパウロ領事館公邸に向かう大口総領事の乗るオールズモビル70年型は、1台のフォルクスワーゲンに行く手をさえぎられた。ブラジルと日本を揺るがした誘拐事件5日間の幕明けであった。「人は危機に際して示す態度によってその真価が決まる」と考えた大口総領事は、「リーダー」「口ひげ」「ピーター」そして「幻の女」との隔絶された世界で、平静を保ち続けることを決意した。体験者自らが綴るドキュメント。
目次
- 総領事としてサンパウロへ
- 拉致
- あわただしい外界の動き
- 密室の生活
- 交渉の開始
- 三つの私信
- 犯人との対話
- 大詰めの折衝
- 釈放政治犯メキシコへ
- 解放
- 温かい世論
- 国会質問
- 留任
- 真相の解明
- 二人のテロリスト—ドウボルとマリオのこと
- ブラジルの都市ゲリラ
- 資料・参議院外務委員会会議録
「BOOKデータベース」 より