聞き書朝鮮職人の世界
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聞き書朝鮮職人の世界
(アリラン峠の旅人たち / 安宇植編訳, 続)
平凡社, 1988.12
- タイトル読み
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キキガキ チョウセン ショクニン ノ セカイ
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内容説明・目次
内容説明
この本に収録されている11篇の聞き書はいずれも、六年前に出版された本書の正篇ともいうべき『アリラン峠の旅人たち』同様に、当時はまだ韓国・ソウルで発行されていた月刊誌『根の深い木』に掲載されたものである。36篇にのぼるこの聞き書シリーズに登場した人物たちは、まことに多彩をきわめる。今回は、魅力に富んだ興味深い人物像たちの中からとくに、野生人参採掘師、宦官、隠れキリシタンの墓守、語り唄の杖鼓匠など異色の人物のほかに、金魚(仏画師)、紙漉き職人、鍮器匠、素焼き職人、粧刀匠、〓匠、船大工などを選んだ。
目次
- 1 山の神と出会う山人参採取人
- 2 最後の宦官の証言
- 3 死装束をさせる〓匠60年の生涯
- 4 隠れキリシタンの墓守
- 5 宴席の杖鼓手—パンソリ伴奏の名人になるまで
- 6 キムチ甕のような陶工の生涯
- 7 鍮器匠の繰り言
- 8 韓紙を漉く流れ者
- 9 粧刀の伝統を継ぐ蔚山の刀鍛治
- 10 漢江中洲の船大工
- 11 み仏の目許の微笑を描く手—当代随一の仏画師
「BOOKデータベース」 より