花の心
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花の心
東京堂出版, 1990.2
新装普及版
- タイトル読み
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ハナ ノ ココロ
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内容説明・目次
内容説明
伝書は、「芸術形式」としての本質的なものから、遠退いてしまいがちである。それが刊行物となれば、一層、甚しくなってしまう。それでも、明治以前に限定して、伝書や刊行物などの文献に、本質的なもの、あるいは、それに近いものや、興味のありそうなことばがないでもない。拾ってみたら、かなりの数になった。それらの中から、とくに、一般的に役立ちそうなものを択びだしたのが、本著の項目である。
目次
- 茗賞は上なり
- 瓶に花をさすこと
- 稽古ばかりにあらず
- 虚にあそんで実にかえる
- 名人なりといへども
- おのずから生韻あり
- 心の花をよく守る
- 一花・開悟の益
- 春山笑う
- 暁夕喜愁夢醒
- 花に三学をしめしたまう
- 心静けく気平かに
- 天地の生意をみる
- 風情をもととする
- きわまらざる中に
- 空なる旨趣
- 花により枝により
- 虚実変化の道理
- 両対・一律・行列を忌む
- 飛花落葉の風
- 惣体の釣合よきよう
- 目のありどころに目を
- 男女赤白
- 真理は虚実等分にあり
- 心や花や花生や
- 意に随て一瓶なる
- 曲れる時は花形正しからず
- 体用相応
- 春は陽気を発する形
- 陰陽の方
- 初心の人の気にいらぬところに
- 序破急のこと
- 春は東をうけたる風
- もようよく生るなり
- 花と花とのうけ
- 体相用は万物の根本〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より