巴里の憂欝
著者
書誌事項
巴里の憂欝
(新潮文庫, 黄-6-A,
新潮社, 1951.3
- タイトル別名
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Le spleen de Paris
- タイトル読み
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パリ ノ ユウウツ
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内容説明・目次
内容説明
父母兄弟よりも、祖国よりも、お金よりも、雲を愛すると宣言して、詩人の立場を鮮明に打ち出した『異人さん』。耐えがたいこの世からの脱出を叫ぶ『どこへでも此世の外へ』。ほかに、パリの群衆の中での孤独を半ば自伝的にしるした散文詩全50篇を収録。『悪の華』と双壁をなし、後世の文学に絶大な影響を与えたボードレール晩年の成果を、わが国の天才詩人三好達治の名訳で贈る。
目次
- アルセーヌ・ウーセイに与う
- 異人さん
- 老婆の絶望
- 芸術家の告白
- 剽軽者
- 二重の部屋
- 人みな噴火獣を負えり
- 愚人と女神
- 犬と香水壜
- けしからぬ硝子屋〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より