歴史について
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歴史について
(講談社文芸文庫, . 現代日本のエッセイ||ゲンダイ ニホン ノ エッセイ)
講談社, 1990.3
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レキシ ニ ツイテ
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注記
著者の肖像あり
年譜・著書目録: p366-377
内容説明・目次
内容説明
運命に対峙して歴史の狭間を主体的に生きる実存は、いかに可能か。ドラマの構造と、それはどう絡むか。10代に1度は受洗したキリスト教を棄て、しかもなお“精神の極北としての神”を求める求道者・木下順二。民話劇『夕鶴』、『子午線の祀り』の作者が明かす、濃密な創作世界の“原風景”—故郷での幼・少年期、漱石『三四郎』にも似た上京以後の「本郷」での生活、趣味の乗馬、歌舞伎・能への深い考察。エッセイの精粋。
目次
- “断ちもの”の思想(写楽の世界;デコボコ先生;舞台人 ほか)
- 歴史について(戦争責任の問題はもう終ったか;沖縄からの照射;芸術家の運命について ほか)
- 雑談の時間(ことばづかれ;ある農村演劇;蜘蛛についての興味について;祇園 ほか)
- あの頃のこと(読書遍歴前史;中野好夫氏について;梅崎のこと;阿部知二さんのこと ほか)
- 日本のドラマ(能楽への関心;歌舞伎への関心 ほか)
- 日本の外から(インド農村の軒下から;中国とは何か ほか)
- 人と作品
- 年譜
- 著書目録
「BOOKデータベース」 より