コメをどう捉えるのか
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書誌事項
コメをどう捉えるのか
(NHKブックス, 602)
日本放送出版協会, 1990.9
- タイトル読み
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コメ オ ドウ トラエルノカ
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注記
引用参考文献:p213-217
内容説明・目次
内容説明
コメの輸入自由化をめぐり、アメリカと日本は鋭く対立している。自然環境に適応し、歴史的発展を遂げてきた日本のコメ作りが、“農民の自給的稲作”とするなら、その対極にあるのが、投機的・常利的なコメ作りを行なう“ギャンブラーの稲作”である。本書は、熱帯農学者の広範にわたるフィールド・ワークの成果からコメ作り、そしてコメの文化の根本問題を、改めて検証する。—“揺らぎ”のなかの日本のコメを、どのような筋道で考えるのか。
目次
- はじめに—ギャンブラーの稲作・農民の稲作
- 第1部 コメは、どのように作られるか(コメ作りの三つの体系;さまざまな移植稲作)
- 第2部 コメ作りの社会史(ギャンブラーのコメ作り—商品としてのコメ;農民のコメ作り—日本の稲作)
- おわりに—コメをどう捉えるのか〜稲の文化史・風土史のなかで
「BOOKデータベース」 より