おふろのはなし
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おふろのはなし
(人間の知恵, 23)
さ・え・ら書房, 1986.4
- タイトル読み
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オフロ ノ ハナシ
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内容説明・目次
内容説明
世界一おふずきといわれる日本人。でも今のように,なみなみとお湯をはった浴そうに,首までどっぷりとつかる入浴法が広まったのは,それほど古いことではありません。立ちのぼる湯気で体をあらう「むしぶろ」が一部にあったほかは,水浴や行水がおふろの代わりをしていました。お湯につかってノンビリ,という現在のような習慣が人々のあいだに根づくようになったのは江戸時代のこと。町を中心に銭湯がさかんになって,ようやくおふろが人々の生活に欠かせぬものとなったのです。家庭ぶろがあたりまえの今のみなさんには想像できないかもしれませんね。文字どおり「はだかのつきあい」をだいじにしてきた日本人。旅や信仰などとのかかわりもふくめたおふろの歴史をたどりながら,独特の文化を生みだした日本の風土と日本人の知恵をさぐってみましょう。
「BOOKデータベース」 より