徳川幕府の会計検査制度

書誌事項

徳川幕府の会計検査制度

中瀬勝太郎著

築地書館, 1990.10

タイトル別名

徳川幕府の会計検査制度の研究

タイトル読み

トクガワ バクフ ノ カイケイ ケンサ セイド

注記

博士号取得論文(明治大学,1949)の修正刊行

内容説明・目次

内容説明

日本の計理士登録第一号の著者が、会計監査の発達史についてやさしく解説。特に、数多の資料によって幕府の財政機関や会計組織、また会計検査機関・手続きを詳解。会計にたずさわる人々のみならず、近世の政治学・経済学・社会学史の研究者にとって必読の書。

目次

  • 1 総説(会計検査制度;会計検査の目的;会計検査の時期;会計検査の方法)
  • 2 会計検査の史的発展(朝廷の会計組織ほぼ成る;王朝時代の会計検査制度;勘解由制度;鎌倉時代より群雄割拠時代)
  • 3 徳川幕府の財政機関および会計組織(幕府の財政機関;幕府の会計組織;決算書の作成)
  • 4 会計検査機関(勘定吟味役;検査補助機関;勘定吟味役の中絶とその間における出来事;勘定吟味の再置と新井白石の建白)
  • 5 会計検査手続(伺書類の検査;会計帳簿の検査)
  • 6 結び(王朝時代;徳川幕府時代;明治時代;一般企業界の監査;本制度研究の目標)

「BOOKデータベース」 より

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