家族という経験
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家族という経験
思潮社, 1990.9
- タイトル読み
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カゾク ト イウ ケイケン
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内容説明・目次
内容説明
突然の母親の離郷や病気という体験が強いた家族への重い波紋。家族と共同体にむけた原理的考察を決して手離すことなく、超エロス化した現在の家族や団塊の世代が抱える切実な経験を剔出した、手紙形式の書き下し長篇論考。
目次
- 第1信 母という病(諦めることの実存;人はどのように他を了解するか;痛みのむこう)
- 第2信 家と家族(懐郷;共同体の土壌;追放された性)
- 第3信 巨きな通路(祖霊たちとの交歓;まれびとの帰趨;棄てられた子;子を失くした母の悲しみ)
- 第4信 死と更生(この世に存在しない家族;哀しみの予感;或る更生)
「BOOKデータベース」 より