悲劇的希望の預言者シャルル・ペギー
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悲劇的希望の預言者シャルル・ペギー
まほろば書房, 1986.3
- タイトル読み
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ヒゲキテキ キボウ ノ ヨゲンシャ シャルル ペギー
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悲劇的希望の預言者シャルル・ペギー
1986
限定公開 -
悲劇的希望の預言者シャルル・ペギー
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注記
シャルル・ペギーの肖像あり
内容説明・目次
内容説明
ペギーは「精神の英雄」である。その人格の呼びかけは、分離する抽象的個を人道の高き統一へ導く歴史・文化の推進力である。享けた生は短かった。だが、「未完成のまヽで斯の世を去ったところに深い暗示を残したやうな人」である。彼は一切の懐疑的合理主義に挑戦し、貧困と闘いつつ、不屈の希望を語り続けた。信念と行動の人だった。希望をめぐる深遠な瞑想は、自己の弱さを識った、眼醒めた魂の悲しみに発している。悲劇的希望の預言者。著者はこの観点から、ペギーの人と思想とを平易に説き明かす。
目次
- 悲惨と歎願(人間の悲劇性;悲惨—『ジャン・コストについて』;歎願—『歎願者対比』;政治と神秘—『われらの青春』)
- 希望の秘義(40歳の哀愁;無垢な幼児への郷愁—『聖なる幼児たちの秘義』;希望の秘義—『第二徳の秘義の大門』;悲劇的希望の「み言葉」;老獪な恩寵;父親の冒険)
- 愛の秘義(ジャンヌ・ダルクの召命と愛;愛と平和;愛と現存;愛と犠牲)
「BOOKデータベース」 より